こてえぐらをごらんください。
お話ししたように、事務所の増築ですが、コテ絵で飾られています。
狙いは、ふたつあると思います。
ひとつは、来訪者に喜んでもらう、広告塔です。
もうことつは、商売繁盛、家運りゅうしょうなどの、さまざまな祈りです。
そのなかにも、隠されている、いろいろなななぞなぞを解くのも、
たのしみなんですよ。
まず、ひがしの面です。
こてえぐらの東面は、四方の守護神の四霊獣を表わすと見ています。
古代中国では、東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武と
方角の守護神としての四霊獣とよばれるグループがあります。
また生き物を鱗、毛、羽、甲の四類に分類し、四つのそれぞれを
統括する王が、応龍・麒麟・鳳凰・霊亀で、四瑞獣とよばれます。
この四霊獣、四瑞獣をうまく選択したのが東面のこてえです。
いろいろな見方ができますが、地域、そして当家の安泰を祈ったと
いう考え方も、可能と思います。
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