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鏝絵蔵・東面(1)

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東面は、四方の守護神の四霊獣を表わすと見て
います。

古代中国では、生き物を鱗、毛、羽、甲の四類に
分類し、四つのそれぞれを統括する長(王)が、
応龍・麒麟・鳳凰・霊亀で、四霊獣とよばれます。 
また東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武と
方角の守護神としての四霊獣とよばれるグループも
あります。
いろいろな考えがありますが、北面に白虎がある
ことから、方角の守護神の四霊獣で、地域、そして
当家の安泰を祈ったと考えたいと思います。