東面は、四方の守護神の四霊獣を表わすと見て います。 古代中国では、生き物を鱗、毛、羽、甲の四類に 分類し、四つのそれぞれを統括する長(王)が、 応龍・麒麟・鳳凰・霊亀で、四霊獣とよばれます。 また東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武と 方角の守護神としての四霊獣とよばれるグループも あります。 いろいろな考えがありますが、北面に白虎がある ことから、方角の守護神の四霊獣で、地域、そして 当家の安泰を祈ったと考えたいと思います。