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鏝絵蔵・東面(2)

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 軒下の二頭の龍は、細かな鏝の技。そして二階の二羽の鳳凰の
 色は別格ですね。 まるでキジか孔雀の耀きです。 
 青の宝石ラビスラズリとされていますが、それは4種の鉱物成分の混合物です。
 その中の自然光で蛍光を発するノゼアンという鉱物が多く含まれている顔料を
 使用しているのではと、想像しています。
 軒下左端の 「左伊」の文字。
 「左伊」は、鏝絵の製作棟梁、左官の伊吉のサインです。 
当主が、見込んで育てた芸術家に、
 「自分のほかの仕事は 受けるな。代わりに署名
 を許す」と告げたとのこと。
 芸術家を独占するなんて、最高の贅沢です。