離れの玄関上がり口、一階の廊下です。 離れのテーマは、大きな木、銘木に宿る霊力と魔除けにあると 思っています。 大きな欅の一枚板が五枚、座敷を囲み、ガラ ス戸の上には長さ十間の一本杉が、架かっています。 欅の一枚板、幅の広さもさることながら、美しい木目、美しい 木の肌を、ご覧ください。廊下の天井は、桐です。 江戸時代、 長岡藩は、松・杉・檜・桐を大切に植林したそうです。 座敷の柱は、全て四方柾目、材木の贅沢な取り方です。